耳の変形|耳介変形の種類・症状など

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Ear deformation

耳の変形について

耳の変形について

耳の変形には様々な種類があり、生まれつきの変形と後天的に生じる変形があります。耳は出生後から3才頃まで急成長し、16-17歳頃に発育が完了するといわれています。耳の変形は外見上で判断がつくことから、生まれてすぐに気づかれる場合も多いです。乳幼児期に診断されるような耳の変形疾患については、生後すぐの軟骨の柔らかい時期に治療を始める事で、手術せず軟骨矯正療法のみで形を改善する事ができることがあります。

また、逆に変形が軽度な場合は気づかれないまま成長することも多く、耳介の成長後に初めて左右差などから変形について診断されることもあります。その場合は、手術療法により形を改善する方法をとります。

耳の変形の問題として、外見上の変化が最も大きな問題となりますが、それ以外には耳の形・角度の問題からマスクや眼鏡が着用できない、着用時に変形側の耳だけ外れるなど日常生活における不自由が生じる可能もあります。形成外科ではこれらの変形による問題に対し、手術治療および矯正治療を行なっています。

耳介の名称について

耳全体を耳介とよびます。

耳介変形の種類と症状について

  • 立ち耳
  • 耳前瘻孔
  • 埋没耳
  • 折れ耳・垂れ耳・絞扼輪
  • 副耳

立ち耳(聳立耳)小児成人

立ち耳(聳立耳)

図1 立ち耳

立ち耳とは、正面から見た時に耳介の全体像が映る状態であり両側性、片側性のものがあります。医学的には耳介と側頭部の角度が40度以上のものが立ち耳とされることが一般的です(図1)。
原因としては、第一に耳の軟骨の対輪と呼ばれる部分の発育が十分でないためと言われています。症状として、外見上の問題とともに、耳介と側頭部の角度が浅いためマスクを着用してもすぐに外れてしまうのなどの日常生活不便を訴える方もいらっしゃいます。

小児ではテーピングによる矯正治療が中心となり、成人の場合は手術治療が中心となります。当院での立ち耳手術療法については下記よりご覧ください。

立ち耳の手術治療の詳細はこちら

耳前瘻孔小児成人

耳前瘻孔

図2a 耳前瘻孔

図2b 瘻孔からの内容物の圧出

耳前瘻孔(じぜんろうこう)とは、生まれつき耳の周囲に小さな穴が開いて(図2a)、その先に管状の袋が埋まっている状態です。通常は管の先端は耳介軟骨まで達しています。
これは、母胎内で耳が発達するときの異常により生じたものと言われ、出生の3%程度に生じていると言われています。

耳前瘻孔の穴の中には皮膚の垢が貯留するため、臭いのある分泌物が出てくることがあります(図2b)。耳前瘻孔はこの状態のまま一生経過する場合もありますが、この小さい穴から細菌感染を起こし腫れて膿んでしまうこともあります。

感染を起こしたことのない耳前瘻孔の場合は、そのまま一生様子を見ることもできますが、一度感染を起こすとその後も繰り返す可能性が高く、手術による摘出を行うことにより完治可能です。

手術療法は、小児の場合全身麻酔での手術となり3日から1週間程度の入院を要します。
成人の場合、一般には局所麻酔で手術が可能ですが、炎症の程度によっては入院や全身麻酔を要する場合があります。保険診療となります。

埋没耳主に小児

埋没耳

図3 埋没耳

埋没耳とは、耳介の上部分が頭側の皮膚に埋まりこんでいる変形です(図3)。別名袋耳とも言います。人種的に、日本人には多い(400〜500人に1人くらいの頻度)と言われています。

埋没耳の特徴としては埋まっている耳介上部を手で引き出すと、ほぼ完全な形の耳となっていますが、手を離すと元に戻ってしまいます。埋もれている部分の軟骨は変形しており、耳介後面の筋肉の発達の障害も認めることが多いです。

生後直後の時期に診断がついていれば、引き出しで固定することで埋没耳が解消されることがあります。
問題点として、耳介の上半分が埋もれているため、マスクや眼鏡の着用困難をきたす場合が多く、就学生活に支障をきたす可能性があります。

手術療法は、小児の場合、主に5〜6歳頃に全身麻酔での手術となり4日から1週間程度の入院を要します。
保険診療となります。当院での埋没耳に関する手術療法については下記よりご覧ください。

埋没耳の矯正治療の詳細はこちら

折れ耳・垂れ耳・絞扼輪小児成人

折れ耳

図4 折れ耳

折れ耳とは、耳介の上方の輪郭部分が強くたおれこんでいる変形です(図4)。 程度により様々な形をとりますが、折れ耳の特徴として被さっている耳の上部を手で引き出すと、ほぼ完全な形の耳となっており、手を離すと元に戻ってしまいます。

生後直後の時期に診断がつけば、矯正治療を開始することで折れ耳が解消されることがあります。
程度が軽ければ整容的な問題のみですが、屈曲の程度によっては、マスクや眼鏡の着用困難をきたす場合があり、就学生活に支障をきたす可能性があります。

手術療法は、小児の場合主に5〜6歳頃に全身麻酔での手術となり3日から1週間程度の入院を要します。
成人の場合、一般には局所麻酔で手術が可能ですが、程度によっては入院や全身麻酔を要する場合があります。保険診療となります。当院での折れ耳に関する手術療法については下記よりご覧ください。

折れ耳の矯正治療の詳細はこちら

副耳主に小児

副耳

図5 副耳

副耳とは、耳の前や頬に生まれつきみられるイボ状の皮膚の突起です。出生の約1.5%程度に生じていると言われています。副耳自体で生活上の問題が生じることはありませんが、整容的な面から治療を行う場合が多いです。

副耳には、皮膚成分のみのものと、皮膚のイボ状突出の内部に軟骨を含んでいるものがあります。皮膚のみの隆起の場合、生後早期に糸でイボ状部分を縛る結紮治療により1週間程度でイボ部分が虚血により脱落する治療を行う場合があります。軟骨成分が含まれる場合や、十分な整容的効果を期待する場合は結紮治療の適応とはならず、手術治療を行います。

手術療法は、小児の場合満1歳以降での全身麻酔での手術となり3日程度の入院を要します。保険診療となります。

受診をご希望の方へ

当科では耳の変形の問題に対して、的確に診断し最適な治療法をご提供します。
耳のかたちの異常などでお困りの患者さんは、是非当科にご相談下さい。

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Performance 研究・業績

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タクシーにて約10分。1,000円程度。
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